帽子についてのお話・2

頭が大きくて帽子が似合わないと思ってませんか?
(帽子のフィッティング・サイズに関しての話)

2014-04-08 07:02:16 ブログからの転載記事


帽子ネタ連続。
いやいやいや、基本的なこと認知されてないことが多いんですよ、帽子に関しては。
私が帽子屋として、一貫してこだわっているのはフィッティング。

頭小さい人は大きい帽子を「大は小を兼ねる」と思って買って、結局ごろごろするし気持ち悪くて被らない。
ということになっている人が意外と多いです。

逆に頭が大きい人の場合。
頭そのものが大きいのと、顔が大きい、前頭部が張っている(ので、その部分がぶつかって被りにくい)というのは全然違います。
フィッティングがちゃんと出来ていないので、上手く被れない→自分は頭が大きいから帽子は似合わない。
と思い込んでいる人がなんて多いことか!!

私の帽子のお客様で同じデザインをリピ買いされた人が居られたのですが、この人は59.5cmの人(かなり一般より大きいサイズです)。でも、その百貨店催事会場にいてこの人を見ていた人は皆、この方が頭小さめの人だという印象をもたれたというのが後で発覚。
その人にぴったり似合うデザインの帽子は、小顔効果があるんですね〜〜私もビックリしました。

帽子のサイズは帽子の内側の頭があたる部分、通常サイズリボンと呼ばれる場所(グログランリボンやテープが縫い付けてあるところです)のぐるりの長さです。
既製品は通常57.5cmがMサイズで、上下2センチくらいがS、Lサイズで作られていることが多いです。

意外と多い58cm又は58.5cmの人は既製品被るときつく感じるので、頭サイズ大きいと思い込むことが多い。
そこで、コ・モノでは58cmをMサイズとして基準で型を起し、56cmをS、60cmをLとして基本サイズの型を作ってます。

そして、展覧会での展示サイズは58cmがメインです。
出来るだけ沢山のサンプルを置きたいので、いろいろやった結果そういう方法に落ち着きました。

当方では帽子のサイズ、布帽子の場合は54cmから62cmまで、5mm刻みで対応しています。
被ってみて、布帽子の場合で違うサイズが欲しい人は布サンプルから使用生地を選んでもらって、指示のサイズで作成してます(サイズ違いの作成は、基本同じ料金です)。

ちなみにヨーロッパの帽子は57cm~57.5cmがMサイズ。
そして、実は西洋人と東洋人は頭の形が全く違うんですよ。
CTスキャンのように輪切りにしたところを比較すると、西洋人はかなり縦長。
中国人はほぼまん丸で、日本人はその中間だそうです。

だから、デザイン素敵!とヨーロッパで帽子を買って帰っても、被ってみるとつば前後が上ってしまって全然違うイメージになってしまって悲しいことに・・という話もあるらしい。

こういうのは元々の型が違うので、直すのは難しいんですよね。
ゆるゆるくらい大きければ、何か出来るかもしれませんが。

そしてよくある帽子を飛ぶの防止のひも付きクリップ。あれだけは止めて欲しいと思う私。
ちゃんとフィッティングすれば、自転車も普通に被ったまま乗れます。
夏物は飛びやすいので、内側に細工します。

書き始めたら止まらなくなってきた・・サイズの話は、ここらへんで。






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